『広辞苑』をよむ (岩波新書) pdfダウンロード

『広辞苑』をよむ (岩波新書)

によって 今野 真二


3.5 5つ星のうち(4人の読者)

『広辞苑』をよむ (岩波新書) pdfダウンロード - 内容紹介 辞書を引きながら必要以上にいろいろなことを考える.しょっちゅう脱線.それが「よむ」ということだ.辞書を愛してやまない日本語学者が,真剣に,マニアックに,ときに遊び心たっぷりに,『広辞苑』をすみずみまでよむ! こんな辞書だったのか.こんな使い方があったのか.え,辞書で遊ぶ? ようこそ,ことばの小宇宙へ. 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 今野/真二 1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻は日本語学。著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

『広辞苑』をよむ (岩波新書)の詳細

本のタイトル : 『広辞苑』をよむ (岩波新書)
作者 : 今野 真二
ISBN-10 : 4004318203
発売日 : 2019/12/22
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 27.66 (現在のサーバー速度は24.75 Mbpsです
以下は 『広辞苑』をよむ (岩波新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
『日本国語大辞典』を全巻読破し、2018年には『『日本国語大辞典』をよむ』という本を出した著者による『『広辞苑』を読む』。帯には、『広辞苑』を辞書を楽しもう!、とあり、カバーには辞書を読む、辞書で遊ぶ、とある。序章辞書のよみかた、第一章「凡例」をじっくりよむ、第二章『広辞苑』の歴史と日本語の歴史、第三章『広辞苑』と『大辞泉』『大辞林』(中型辞書の比較)、第四章『広辞苑』と『日本国語大辞典』、第五章『広辞苑』の使い方、第六章さまざまな『広辞苑』(検索機能)、第七章『広辞苑』で遊ぶ。私的感想〇第一章・・凡例というあまり読みたくないものをじっくり読もうという章。正直なところ、これを楽しむのはなかなか難しい。〇第二章・・昭和10年(『辞苑』)から平成30年(『広辞苑第七版』)まで、事典的内容の変化していないはずの(つまり時代的変遷のないはずの)語として、科学史用語『熱素』を選び、全8冊の語釈を比べる(『辞苑』、『広辞苑』初版~第七版)。時代的変化のないはずの語なのに、変化している。面白い。朝日新聞社のデータベース『聞蔵Ⅱ』を検索する話が何回も出てくる。うらやましい。〇第三章・・中型辞書である『広辞苑』『大辞泉』『大辞林』の比較だが、あまりピンとこない。後半の日葡辞書のあたりで面白くなってくるが、ここでは、『広辞苑』と『日本国語大辞典』の比較の話になってしまっている。しかも、電子本の『広辞苑』とインターネット版の『日本国語大辞典』を使用して、日葡辞書関連語彙に検索をかけている。紙の本ではできないことである。著者は第6章の最後で紙の辞書を推薦しているような雰囲気なのに・・・。〇第四章・・『広辞苑』と『日本国語大辞典』の比較だが、あまり比較になっていない。食物、動物等について『広辞苑』の方が見出しが多いというのは、国語大辞典が用例重視で、広辞苑は百科も重視ということで当然。探偵名や架空のヒーローとなると、広辞苑の独壇場。ウルトラマンやかめんライダーは見出しになって、ウルトラセブンやセーラームーンが見出しにならないのはジェンダーの問題??〇第五章・・紙の辞書を使っての『広辞苑』サーフィンが紹介される。三十年前なら喜んでやっただろうが、今ではなかなか面倒で、電子版の方に逃げたくなる。〇第六章、第七章でやっと、電子版、インターネット版を使って、広辞苑で検索を楽しむ、広辞苑で遊ぶの話になる。面白い。私的結論〇著者は、辞書は「バランスのとれた小宇宙」を形成する必要があり、増補削除のできるインターネット版については小宇宙が破れ、バランスが崩れるとして否定的である。電子版か紙版かについては、「現実の言語体系」を一つの「言語宇宙」として紙の上に形成するのが辞書編集かもしれない、辞書は実用一辺倒ではないとする。つまり、一応、紙版を本来の辞書として推奨している。〇そうかもしれないが、『広辞苑』で遊ぶとなると、やはり、電子版の検索機能が必要である。蛇足〇日本の過去に関する最大のデータベース朝日新聞社『聞蔵』は、利用料が超高額の上に、個人では利用できない。朝日新聞は一般読者が自宅で、もっと安価にこのデータベースを利用できるようにしてくれないだろうか。

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