きもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))本ダウンロードepub

きもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))

によって 山下 悦子


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きもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))本ダウンロードepub - 内容(「MARC」データベースより)晴れ着からゆかた、綿入れ、染め、織り、帯、半袴や足袋にいたるまで、四季折々のきものの味わいと慣わしを、消えゆく伝統美への愛惜を込めて情感豊かに綴る。TBSブリタニカ80年刊の再刊。

きもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))の詳細

本のタイトル : きもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))
作者 : 山下 悦子
ISBN-10 : 4582762425
発売日 : 1998/4/1
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 22.21 (現在のサーバー速度は28.73 Mbpsです
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一年十二ヶ月、それぞれの月ごとに、筆者が体験したエピソードや短編小説で構成された、ちょっと不思議な一冊。大塚末子さんの着物学院で秘書となり、その後着付け教室など、さまざまな紆余曲折を経て、今はご自身で着物学校やお茶の教室を運営されている山下さんは、東京山の手のご出身。東京というと、幸田文・青木玉さん親子や、沢村貞子さんといった下町育ちの先人の著作が有名だが、山下さんは同じ東京でもまた違った「着物美学」を見せてくれる。お茶人でもあるせいだろうか?彼女の着物への造詣は、確固とした教養・文化に裏打ちされていて、隙がない。町家の着物道と対峙する、武家の着物道といった趣だ。それだけに、自分にも、またおそらく他人にも厳しい人だと感じる。語り口は時にかなり辛辣で、叱責されているような気がする。考えてみると、最近の着物ブーム、「気軽に楽しみましょう」路線は多いのだけれど、粛然として立ち向かう路線は少ない。着物は趣味の一つとして、さまざまな束縛からほどけ始めてもいる。けれども、実際に着物を知り始めると、それだけではすまない、禁断の領域があることを感じる人は多いのではないだろうか?面倒でややこしい、着物ならではのナニカを。そのナニカは、すなわち伝統衣装としての着物のもう一つの顔でもある。女の妄執を呼び覚ます時限スイッチでもある。おそるおそる足を踏み入れてみると、これも実に興味深い。美しい着物の陰にひっそりと隠された女たちの想い。純粋と思うか、恐ろしいと思うか?「きれいはきたない」を感じさせてくれるパンドラの匣。そんな一冊である。

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