平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)オンラインブックダウンロード

平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)

によって 藤原 帰一


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平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)オンラインブックダウンロード - 内容紹介 「平和」への道のりを考える「戦争から平和への道のり」を考えることを通じて,平和を創るためには何が必要か,何が欠けていると戦争が起こりやすいのかを考えるために編まれた,平和構築の入門書。平和構築を学ぼうとする学生,国際機関・国際NGOで働こうとする人々に最適。 内容(「BOOK」データベースより) 「戦争から平和への道のり」を考えることを通じて平和を創るには何が必要か、何が欠けていると戦争が起こりやすいのかを考えるために編まれた、平和構築の入門書です。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 藤原/帰一 東京大学大学院博士課程単位取得中退。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(国際政治、比較政治) 大芝/亮 一橋大学大学院法学研究科博士課程退学、Ph.D.(政治学、イェール大学)。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(国際政治学) 山田/哲也 国際基督教大学大学院行政学研究科博士課程中退、博士(法学、九州大学)。現在、南山大学総合政策学部教授(国際法、国際組織論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)の詳細

本のタイトル : 平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)
作者 : 藤原 帰一
ISBN-10 : 4641049947
発売日 : 2011/12/12
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.21 (現在のサーバー速度は18.73 Mbpsです
以下は、平和構築・入門 (有斐閣コンパクト)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
冷戦後に内戦が増加したことは周知の事実であるが、それに伴いいかにその国の紛争を止めて統治を立て直し、長期的な平和を創り上げていくかという平和構築の必要性が非常に高まっている。本書はそうした平和構築について、国際政治・国際法学者だけでなくアフリカ地域研究者や人類学者、さらには国連本部で実務に当たっておられる方など、非常に多様な視点から論じられたものである。体系的な内容ではないものの、平和構築について何も知らない方や何となく理解しているだけという方にとっては、先入観なく様々な視点から平和構築についての理解を深められるようなテキストである。また平和構築活動自体幅広い分野にわたって行われる営みであるという実態があるので、今後漠然と平和構築に携わりたいと考えている方にとっては自分がどの専門分野で平和構築に携わるかということを考えるヒントにもなる。個人的には第5章、第6章、第8章、第10章を評価したい。第5章では、国連を中心にしながら様々なステークホルダーを交えた平和構築のプロセスが簡潔明瞭に説明されているので、平和構築という大きな営みの全体像を掴むことができる。第6章は特に国際政治・国際法専門の方が見落としやすい、コミュニティという「下からの平和」について、同じ地域を長らく研究されている筆者の経験も交えながら説明されている。第8章は平和構築のアクターを世銀やJICAなどの国際経済協力機関に絞り、彼らが冷戦を経て平和構築に携わるようになった経緯やその基本的アプローチ、またそれが抱える問題を指摘している。第10章は国連本部平和維持活動局で実務にあたっておられる方によって、平和構築活動で求められる人材と能力・専門性が述べられているほか、今後平和構築に携わるキャリアを目指す読者へのアドバイスもなされている。とくに後者については、国際協力全般のキャリアについての情報が不足している昨今においては貴重な情報だといえる。しかし紙面上の制約もあったのか、そこまで詳しく書かれていない点が残念だった。話は少し脱線するが、日本政府が国連に対して世界でも有数の資金拠出をしているのにも関わらず日本人の国連職員が少ない原因の一つが、国内において国際公務員等の国際協力キャリアについての情報が不足しているからであると考える。現在東洋学園大学教授を務め、過去には国連職員も務めていらっしゃった横山和子さんによって執筆されたいくつかの本や、少し古いがグローバル・リンク・マネージメントによって執筆されアルクから出版されている本、また国連広報センターの日本語サイトなどがあるがあるが、もう少し実際的な情報がほしいものである。その点からいえば、現在国連で実務に当たっている方によるキャリアに関するアドバイスは、今後より多くの日本人が国際協力キャリアを目指したり、その人個人に合ったキャリアパスを考えられるようになるためにも非常に重要なものであるといえる。第10章のような取り組みの意図そのものは非常に評価できるので、実務家によって書かれた国際協力キャリアに関しての本を別途出版して頂きたいものである。最後にまとめると、本書によって平和構築に関する基礎的な事項について多様な視点から理解を得ることができる。本の全体をさらっとみて物足りないと感じるような読者ならば、章末に紹介されている推奨図書を読むとよい。

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