時の娘 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
によって 小泉 喜美子
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時の娘 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の詳細
本のタイトル : 時の娘 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
作者 : 小泉 喜美子
発売日 : 1977/06
カテゴリ : 本
ファイル名 : 時の娘-1977年-ハヤカワ-ミステリ文庫.pdf
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ジョゼフィーン・テイの『時の娘』(Daughter of Time) が評判になったのは、英国史上もっとも悪名の高いリチャード三世の復権を試みたからです。テイの探偵物語の主役グラント警部はリチャード三世の肖像画を見て、兄の子どもたちを殺すなんておぞましい罪を犯すはずがないと直感。460年以上も昔に起こった事件の真相究明に乗り出します。シェイクスピアは、リチャード三世を冷酷で残虐な悪の権化として描きました。シェイクスピアのつくりあげた悪党リチャードのイメージはあまりにも強烈です。リチャードは兄エドワード四世の二人の王子をロンドン塔に幽閉して殺害した黒幕とされました。二十世紀の探偵が15世紀の殺人事件の真犯人を突きとめられるはずはありませんが、グラント警部はなぜリチャードが犯人と目されるようになったかを巧みに推理しました。テイの投じた一石が契機となって、リチャードは有罪か無罪かの論争がまきおこりました。今では、リチャードの無実を信じる人が多くなったらしい。『時の娘』は、推理小説の新しいジャンルをつくりました。まことに面白い作品なのですが、翻訳がすこし物足りない。生硬な直訳調が目立ち、あまりこなれていない。また固有名詞の表記についても違和感を覚えるところが多い。たとえば Johnof Gaunt を ジョン・オブ・ガーント、 Tudor をチュードルと表記していますが、もうすこし英語の発音に近い表記にしてほしかった。(ガーント → ゴーント。チュードル → チューダー)
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