できる人は統計思考で判断する―――その選択は「損」か「得」か。一瞬で「答え」が出る!
によって 篠原 拓也
3.8 5つ星のうち(2人の読者)
できる人は統計思考で判断する―――その選択は「損」か「得」か。一瞬で「答え」が出る! epubダウンロード無料 - 新聞、テレビ、ネット…「統計データ」はウソばかり!?情報格差社会を「強く、賢く生きる」実践の書。ニッセイ基礎研究所「主任研究員」が教える「頭の整理法」。「自分の頭で考える力」がつく35のレッスン。今、最も重要な「統計思考」の身につけ方を解説!「統計思考」とは、簡単に言えば、統計学に基づいて物事を推測したり、判断したり、シンプルにしたりする思考法のことです。けっして専門的なものではなく、日常生活に大いに役立ちます。たとえば、レジで順番待ちをしていたとします。「どの列に並べば、一番早く自分の順番が来るか」――統計思考を使えば、一瞬で答えが出るのです。仕事の場面では、 ●その情報は「ウソ」か「本当」か ●その戦略は「不利」か「有利」か ●その選択は「損」か「得」か ●そのリスクは「避ける」か「取る」か ●その結果は「不当」か「妥当」かといったことまで、簡単に判断できるようになります。その意味で、統計思考は「あなたの問題を解決する思考法」と言えるでしょう。■目次1 その情報は「ウソ」か「本当」か―推測する力 統計思考なら、見えなかったものが、見えてくる その行列に「何分待つか」一瞬でわかる 「リトルの法則」で賢い選択をする ほか2 その戦略は「不利」か「有利」か―決断する力 「仮説」で考えると、正しい決断ができる 「宝くじで当たったお金」は予想どおり消える 「お金の誘惑に負けない」考え方 ほか3 その選択は「損」か「得」か―本質を見抜く力 「何が必要で、何が不要か」ラクに選択できる! 確率が「2分の1」にも「3分の1」にもなる? 物事の「前提を疑う」習慣 ほか4 そのリスクは「避ける」か「取る」か―シンプルに考える力 シンプルに考えると、問題は自然に解決する 保険料に設定される「適度な遊び」とは? 「余白をつくる」と柔軟に対応できる ほか5 その結果は「不当」か「妥当」か―柔軟に考える力 見方を「ほんの少し」変えると、頭が柔らかくなる その「不安」は、どこから生まれるか? わからないことは避ける「エルスバーグの逆説」 ほか■著者 篠原拓也
できる人は統計思考で判断する―――その選択は「損」か「得」か。一瞬で「答え」が出る!の詳細
本のタイトル : できる人は統計思考で判断する―――その選択は「損」か「得」か。一瞬で「答え」が出る!
作者 : 篠原 拓也
カテゴリ : Kindleストア
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以下は できる人は統計思考で判断する―――その選択は「損」か「得」か。一瞬で「答え」が出る! の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
日本生命系列の研究所でアクチュアリー(保険数理の専門職)である著者が、「統計」という概念を分かりやすく解説する本である。個人的に「統計」という分野に関心はあったのだが、見かける書籍には「何たら統計学」などのタイトルが多く、読むのを躊躇していたが、「統計思考」という書名と「その行列に何分待ちますか?」というキャッチコピーに惹かれて読んでみた。一言で言えば、統計という言葉から思い浮かべる「数式」「計算式」の類の記述はほとんどなく、ほとんどの解説を「文章」で行っている点が大きな特徴で、読みやすい。具体的には、先の「行列待ち」のほか、「腕時計の製造数を製造番号から推測する」、「30人のクラスで誕生日が同じ生徒がいる確率は70%以上」、「成績は上位と下位の基準を変えることで誤魔化せる」など、例題が身近な存在のものが多く、途中で投げ出すことなく最後まで読めた。生命保険会社の研究機関で調査をしているだけに、薬や患者など医療業界に関連した内容がやや多い傾向はあるが、医薬品の臨床試験で、本物の「候補藥」と偽物の「対象薬(プラセボ)」を投与するにあたって、患者に真偽を分からせないようにする第一のマスク、薬を投与する医師にもわからないようにする第二のマスクのほか、その結果を評価する人にも、さらにはそのデータを分析する人、と四重のマスクが必要というのも興味深かった。著者はさらにフィクションとして話を続け、その分析結果の報告を受ける上司の先入観を排除するためのマスク、またその上司が役員に報告する際に役員が持つ先入観を排除するためのマスクの必要性にも言及、最終的には「公正であろうとする人が本来持っているはずの誠実さ」に頼るしかないとし、機械的な仕組みによる公正性の確立の「限界」を指摘している。本書を通じて 著者が最も伝えたいのは「何事についても、得られた情報をただ単純に信じるのではなく、批判的に見る姿勢が『本質を見抜く力』を強化するための第一歩となる」ということだろう。おそらく著者は、普段から保険数理という「数字」に囲まれた仕事をしているだけに、その表面からは読み取れない裏側にある真実を常に意識するという姿勢を取っているのだろうが、このことは「統計思考」に限らず、すべての分野において重要だと改めて思った。
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